Theater TEN Company(仮称)について



 『Theater TEN Company(仮称)』は『劇團塚山公園!』から改名しました。


 劇團塚山公園!は1994年7月、沖縄国際大学演劇部の創設メンバー3名によって、卒業後の活動を約束して出発した劇團です。

 戯曲、装置、衣裳、音響、照明のすべてを手作りで公演を重ね、年1回のペースで着実に公演を行っていましたが、1999年、劇團塚山公園はリニュウアルすることとなりました。
 そのきっかけとなったのはフリーの役者、田原雅之の参加です。
 田原は1991年演劇空間『大地』の旗揚げに参加、以降1999年の退団まで同劇団のほぼ全ての公演に出演。退団後はフリーで活動し演劇ユニット「芝居屋さん」のプロデュースや他劇団に出演。精力的に活動していました。
 2000年7月、田原の入團を機に、塚山公園!はプロ集団としてのあり方を追究し、稽古方法、劇團運営方針を一新、團員も新たに活動を開始しました。以来、公演数を増やしながら活動しています。

 劇團塚山公園!は、オキナワを拠点に活動しながら、とくに題材としての〈オキナワ〉にこだわらず、はばひろく〈面白いもの〉を求め形にしていくことを劇團の方向性としています。

 沖縄では芝居といえばうちなー芝居であり、また言葉といえば方言(うちなー口・うちなーやまと口)であろうとする習慣があります。
 しかし塚山公園!は、オキナワを拠点とし、そのあらゆる影響を受けつつ活動を続けていますが、とくに〈オキナワ〉にはこだわりません。標準語の現代演劇を上演することがほとんどです。だからといって、東京的な演劇を志している、というわけでもありません。
 日常的にふだん使っているという理由から、方言を台詞にしたり、〈オキナワ〉を取り上げようとは思いません。〈オキナワ〉もその特色も、あくまで選択肢の一つと考えています。それは、地域オキナワ・自らの足元)から目をそらすことではなく、常に意識しつつも、活動範囲と作品の題材を地域のみに限定せず、私たちが生きる現代を広く意識化する姿勢を持ちたいと考えるからなのです。


 私たちは私たちがおもしろいと思える良質のお芝居を、私たちが生活するこの場所から発信してゆきたいと考えています。


2005年4月1日再々出発した『Theater TEN Company(仮称)』はひとつの『』から様々に『』じます。常に変転し続け新しい演劇を求めていきます。